【パチンコ依存症の心理⑥】真ん中で止まれない|人は良いか悪いかに極端に偏る

パチンコ依存

人間には、良いか悪いかに極端に偏っていく習性があると思っている。

真ん中で止まっていられない。

シーソーと同じや。少し傾いたら、そのまま一気に傾ききる。

悪い方に傾いていた頃

パチンコを打っていた頃の俺は、全部が悪い方に傾いていた。

  • 金がない。だから借りる
  • 借りた金でまた打つ
  • 寝不足で仕事が雑になる
  • 報告もせん、片付けもせん
  • 信用がなくなる
  • 面白くないから、また打ちに行く

一つが悪くなると、他も全部つられて悪くなる。

どれか一つが原因やない。全体がまとめて傾いていく。

良い方に傾いたときも、同じやった

パチンコをやめてからは、逆のことが起きた。

  • 時間ができる
  • その時間で筋トレをする
  • 体調が良くなる
  • 仕事が丁寧になる
  • 金が貯まりだす
  • 余裕ができて、また別のことをやりだす

これも、一つずつ意識してやったわけやない。

最初の一個を変えたら、あとは勝手に傾いていった。

怖いのは、傾いていることに気づかんこと

悪い方に傾いているときは、自分では気づかん。

傾いた床の上に立っているから、それが水平やと思ってる。

周りから見たらおかしくても、本人は普通のつもりでいる。

俺も、400万の借金があるときに何とも思っていなかった。
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だから「ほどほどに打つ」ができない

よく言われる。ほどほどにやったらええやん、と。

それができる人間なら、最初から依存していない。

真ん中で止まれないのが依存や。少し乗ったら、そのまま傾ききる。

これは意志が弱いという話ではない。人間の習性の話や。

1回打ったら、また一気に傾く

3年やめていても、1回打ったら元に戻る。

これも同じ理屈だ。反対側に少し体重を乗せただけで、シーソーはひっくり返る。

だから「1回だけ」が一番危ない。
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酒もタバコも、同じやった

この習性は、パチンコに限った話やない。

俺は18から32まで、14年タバコを吸っていた。やめてから20年、一本も吸っていない。

吸わんのではなく、吸えん。一本吸ったら、また元通りになるのがわかっているからや。

依存するものが何であっても、シーソーの構造は同じということやと思う。

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最初の一歩だけ、自分で押す

この習性は、悪いことばかりやない。うまく使えばいい。

良い方に傾けるときも、必要なのは最初の一歩だけや。

あとは勝手に傾いていく。全部を一度に変えようとせんでいい。

俺の場合、それがパチンコをやめることやった。そこから全部つられて動いた。

お金の面でも、同じことが起きている。
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