人間には、良いか悪いかに極端に偏っていく習性があると思っている。
真ん中で止まっていられない。
シーソーと同じや。少し傾いたら、そのまま一気に傾ききる。
悪い方に傾いていた頃
パチンコを打っていた頃の俺は、全部が悪い方に傾いていた。
- 金がない。だから借りる
- 借りた金でまた打つ
- 寝不足で仕事が雑になる
- 報告もせん、片付けもせん
- 信用がなくなる
- 面白くないから、また打ちに行く
一つが悪くなると、他も全部つられて悪くなる。
どれか一つが原因やない。全体がまとめて傾いていく。
良い方に傾いたときも、同じやった
パチンコをやめてからは、逆のことが起きた。
- 時間ができる
- その時間で筋トレをする
- 体調が良くなる
- 仕事が丁寧になる
- 金が貯まりだす
- 余裕ができて、また別のことをやりだす
これも、一つずつ意識してやったわけやない。
最初の一個を変えたら、あとは勝手に傾いていった。
怖いのは、傾いていることに気づかんこと
悪い方に傾いているときは、自分では気づかん。
傾いた床の上に立っているから、それが水平やと思ってる。
周りから見たらおかしくても、本人は普通のつもりでいる。
俺も、400万の借金があるときに何とも思っていなかった。
→ 借金があると脳がアホになる|400万の借入でも何とも思わなくなった話
だから「ほどほどに打つ」ができない
よく言われる。ほどほどにやったらええやん、と。
それができる人間なら、最初から依存していない。
真ん中で止まれないのが依存や。少し乗ったら、そのまま傾ききる。
これは意志が弱いという話ではない。人間の習性の話や。
1回打ったら、また一気に傾く
3年やめていても、1回打ったら元に戻る。
これも同じ理屈だ。反対側に少し体重を乗せただけで、シーソーはひっくり返る。
だから「1回だけ」が一番危ない。
→ 3年やめても、たった1回で元に戻る怖さ
酒もタバコも、同じやった
この習性は、パチンコに限った話やない。
俺は18から32まで、14年タバコを吸っていた。やめてから20年、一本も吸っていない。
吸わんのではなく、吸えん。一本吸ったら、また元通りになるのがわかっているからや。
依存するものが何であっても、シーソーの構造は同じということやと思う。
→ お酒のやめ方
最初の一歩だけ、自分で押す
この習性は、悪いことばかりやない。うまく使えばいい。
良い方に傾けるときも、必要なのは最初の一歩だけや。
あとは勝手に傾いていく。全部を一度に変えようとせんでいい。
俺の場合、それがパチンコをやめることやった。そこから全部つられて動いた。
お金の面でも、同じことが起きている。
→ シーソーの向こう側とこっち側|パチンコをやめると、お金の感覚が戻ってくる
パチンコをやめたい方はこちら:
→ パチンコをやめる方法|完全ガイド
意志だけではやめられない理由と、具体的な仕掛けの作り方はこちら。
→ 意思だけでは無理・複数の仕掛けを作る


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