パチンコを打っていた頃、俺の行き先は会社と家とパチンコ屋だけやった。
他に行くところがなかった。今思えば、それがいちばん危なかった。
居場所が1つしかない、という状態
会社と家の往復しかない人は多いと思う。俺もそうやった。
調子がええ時は、それで何も困らん。仕事が順調に回って、家に帰って寝る。それで1日が終わる。
問題は、そこが崩れた時や。
人間関係でこじれた、大きなミスをした、家でも気まずい。そうなった時、逃げ場がない。
同じ場所では、その傷は癒えん
会社でしんどいことがあって孤立した時、それを会社の中で解消するのは難しい。
仮に話せる人がいて話しても、ただの愚痴でおわったりする。
まったく関係ない人と、まったく関係ない話をする時間がいる。
それが無いと、頭がずっと同じところをぐるぐる回る。
俺の逃げ場は、パチンコ屋やった
俺の場合、その「関係ない場所」がパチンコ屋やった。
店に入ったら、会社のことも家のことも一旦消える。それが心地よかった。
でもあそこは、金を払って何も残らん場所や。しかも誰とも喋らん。
逃げ場としては最悪の選択やった。ただ、当時の俺は他を知らんかった。
選択肢が1個しかなかったら、人はそれを選ぶ。意志が弱いという話ではない。
→ パチンコをやめたら、週末がこうなった
弱ってから探すと、ロクなことにならん
しんどくなってから居場所を探す。これがいちばん危ない。
弱ってる時は判断力が落ちている。優しくされたら、それだけで信じてしまう。
そこを狙ってくる連中がおる。
- 趣旨がぜんぜん違う集まりに入ってしまう
- ネットワークビジネスの勧誘に引っかかる
- 金の話に持っていかれる
- 結局また、しんどい人間関係が増える
弱った人間は、狙われやすい。パチンコにハマるのと構造は同じや。
元気なうちに、下調べして顔を出す
やから、元気なうちに探しておく。
今しんどくない、今どうしても必要やない。そのタイミングがいちばん冷静に選べる。
ちゃんと下調べして、社会勉強のつもりで一度顔を出してみる。それだけでええ。
合わんかったら行かんかったらええだけの話や。
いきなり仲間にならんでいい
コミュニティと聞くと、身構える人がおると思う。俺もそうやった。
友達を作らなあかん、みたいに考えると億劫になる。
そこまで気張らんでいい。行きつけの銭湯でも、ジムでも、ツーリング仲間でもいい。
「会社の人間が誰もおらん場所」があるかどうか。ポイントはそれだけや。
→ パチンコをやめた後の趣味の見つけ方
やめた後は、行き先がいる
パチンコをやめると、時間がごっそり空く。
その空いた時間に行き先が無かったら、また元の店に戻る。俺はそれを何回も見てきた。
やめる前に、次の行き先を1個だけ用意しておく。
意志で我慢するより、行く場所を変える方が確実や。
パチンコをやめたい方はこちら:
→ パチンコをやめる方法|完全ガイド
意志だけではやめられない理由と、具体的な仕掛けの作り方はこちら。
→ パチンコは意思だけでは絶対にやめられない


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